JIDLウェビナー|DX推進のカギは地方の女性にあった!~人材不足で会社が潰れる時代に企業がやるべき3つのこと~
初めての「JIDLウェビナー」を開催!
株式会社Surpassの代表取締役社長、石原亮子氏をお迎えし、「DX推進のカギは地方の女性にあった!〜人材不足で会社が潰れる時代に企業がやるべき3つのこと〜」と題したウェビナーを開催しました。
地方の女性がDX推進のカギを握る理由
今回のテーマは、DX(デジタルトランスフォーメーション)と地方女性という一見結びつきにくい要素をあえて組み合わせた意欲的な内容。石原氏は、これからの時代は過去の延長線上では成功しないことを強調し、特に地方の女性がDX推進において重要な役割を果たす可能性について語りました。
石原氏が率いる株式会社Surpassは、2008年に設立され、女性中心の営業アウトソーシングを提供する先駆者的存在です。現在では、DXやダイバーシティ推進のコンサルティングを手がけ、約130名の社員を抱える企業に成長しました。
女性が輝くための道筋
ウェビナーの中で石原氏は、女性のキャリアについても触れました。多くの女性が出世に対して抵抗を感じる一方、成長や自己実現を求める傾向があることを指摘。
石原氏は「女性の母性やコミュニケーション能力が、現代のリーダーシップには最適である」とし、これからのリーダーには、サポート型の「サーバントリーダーシップ」が求められると述べました。
また、女性が活躍するためには、企業や社会が柔軟なキャリア制度を取り入れる必要があることも強調。失敗を恐れず挑戦できる「チャレンジ制度」を導入することで、女性たちがリーダーとしての一歩を踏み出しやすい環境を整えることが重要だと述べました。
地方女性のDXスキル習得と可能性
さらに、地方における女性の現状についても語られました。地方では、若い女性が都市部へ流出し、賃金の低い仕事や限られたキャリアパスしか選べない現実が問題視されています。そのため、女性が地域に根付いて活躍するための環境づくりが急務であると述べました。
石原氏は、地方女性がITスキルやDXに関する知識を身につけることで、都市部に頼らずとも地元で働ける可能性を強調。具体例として、地方に住む女性がリスキリング(技能再習得)を経て、都市部の企業にリモートで雇用される事例も紹介されました。これは、地方の女性が経済的にも独立し、地元での生活を維持しながらキャリアを築けることを示す一例です。
まとめ
今回のウェビナーは、地方の女性がDX推進において重要な役割を果たす可能性を強く示唆しました。
最後に石原氏は、「人材不足で会社が潰れる時代に企業がやるべき3つのこと」を紹介されました。
石原氏の言葉通り、女性が活躍することで日本全体の経済は活性化し、さらに多様なスキルや経験を持つ人材が社会に貢献できるフィールドが広がるでしょう。地方に住む女性が、デジタル技術を活用しながらキャリアを築く未来は、DXが進展する中で現実味を帯びています。これからの日本社会において、彼女たちの活躍が期待されます。
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