第六回 JIDLカレッジセミナーを開催!
2023年12月7日(木)に、第六回JIDLカレッジセミナーを東京・日本橋にある水戯庵(すいぎあん)にて開催いたしました。
JIDLカレッジセミナーは、「イノベーションはいつ・だれによって、どんな時に起こるのか」をテーマにしており、講演、パネルディスカッション、ワークショップという3つのプログラムを通じて、イノベーションのタネとなる気づきや発見を見つけていくというものです。
第一部は、投資家・食事業家である野村美紀氏による「投資家・食事業家の立場で語るイノベーション」をテーマにした講演。“先見の明”が必要な投資家という視点を持ちながら、自ら起業している野村氏は、現在は日本の良いもの(主に調味料)を米国・ニューヨークに持ち込み販売するブランド・CABIを経営しています。そんな野村氏が講演中に何度も繰り返した「違和感」の重要さとは・・・ 。
第二部は、「デジタル社会における新聞社会の戦略」をテーマに、当会の諮問委員であり、毎日新聞社執行役員の山本修司氏と当会の理事長・池野隆光氏によるパネルディスカッション。メディアの現状やこれからの展望を山本氏が語りつつ、池野氏が自身が会長を務めるウエルシアの実情や今後に置き換え語ったり山本氏に質問を投げかけたり・・・。また、参加者から自社で取り組むデジタルやDXの取り組みを話していただいたり、パネラーに自社の課題を投げかけたり・・・いつも以上にインタラクティブな内容となりました。
第三部は恒例となったワークショップ。これまでは考えを班で話し合い、まとめた内容を班の代表者が発表するというスタイルでした。今回からは、考えを班で話し合うことまでは同じなのですが、発表を班の代表者がするのではなく、全員が今回の講演やパネルディスカッションを通じて得られた気づきや宣言を行うというスタイルに変更。しかも発表時間はたったの1分。正直、うまくまとめられるだろうか・・・という心配もしましたが、結果的には笑いあり涙あり、ドラマティックな1分の発表になり、大盛り上がりでした。
今後も、参加者の方々が「参加して良かった」「また参加したい」と思ってもらえるように企画していきたいと思います。