こころ躍るインタビュー 悠久農園 代表 矢山 隆広氏
なぜ、あの人はイキイキしているのだろう? あの人の生き方や考え方に憧れる。あの人と会ってみたい、話してみたい。そんなふうに思うこと、ありませんか? ここでは、JIDLが気になる「こころ躍る」人をインタビューした記事を紹介します。
今回の「こころ躍る人」は・・・矢山 隆広さん
不要と思われているものでも活かす方法はきっとある
Q.現在のお仕事(事業)についてお聞かせください
A. 熊本県多良木町で荒れた竹林(放置竹林)の整備活動、国産メンマの製造・販売、竹炭の製造などを行っています。
Q. このお仕事を始めたきっかけを教えてください
A. 初めから竹に関する事業をしようと考えていたわけではありません。このお仕事を始めようと思ったのは、多良木町には放置竹林がとても多く、その理由を調べる中で竹の脅威的な生命力に魅了されたこと、そしてこの資源を活かすことができれば、とても持続性の高い事業ができるのではないかと思ったことです。多くの人が不要と思うものも視点によっては、考え方によっては価値あるものになります。活かす方法はきっとある、と思っています。
Q.ご自身で得意とすることを3つ教えてください
A. 3つではなく、2つになってしまうのですが、
・新規事業
・新規アイディアの創出
です。
Q.仕事をする上で、どういうことを大切にしていますか?
A. 近江商人の考えで知られる「三方よし」です。「売り手」と「買い手」がともに満足し、さらに「社会貢献」もできるこの考え方をとても大切にしています。
Q.これまでのお仕事で、特に印象に残る仕事を教えてください
A. 地域にある飲食店の屋上で30年ぶりにビアガーデンを再開させたことです。当日は花火大会が行われており、花火が間近で見れるビアガーデンということで会場に入りきれないほどの人が来てとても喜んでもらえたことが印象に残っています。
今後の仕事の中でも、このときのように多くの人に喜ばれる姿をメンマなどを通じて見られたら嬉しいです。
Q.今後、仕事を通じてやってみたいことはありますか?
A, 自分の生まれ育った場所を宝の山、可能性の塊だということに気付き、地方出身者がいつか戻りたいと思ってもらえるような場所にすることです。
--どうもありがとうございました。