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生産者応援

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【ようこそ!】 ■「生産者応援」にフォーカスした内容の記事を集めた場! ■良いと思った記事には積極的に「スキ」と「コメント」をしよう! *JIDL運営のチェックの上、該当ジャンル…
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記事一覧

静岡のお茶屋が作った、10秒でできる水出し緑茶

水でお茶を出すには、2時間も3時間もかかるからすぐに飲めない・・・そんな常識を覆したのが、創業80年を目前にしている静岡のお茶屋・髙森商店。水出し緑茶なのに、たった10秒で淹れたての味が楽しめる。 10秒で淹れたてが味わえる水出し緑茶とは? 「お茶は淹れたてが香り高いし一番美味しい。でも水出し緑茶は何時間もかかるので、淹れたての味が楽しめない。お茶屋として、お家でも会社でも味わえる、淹れたての水出し緑茶が作りたかった。何年もの試行錯誤の結果、生まれたのが自社商品の『水出し緑

初めてでも超カンタン!白みそのつくり方

こんにちは! いつもお読みいただき誠にありがとうございます!! 白みそは、通常のお味噌と違って米糀の使用量が多いため発酵期間が短く、通常の味噌のように完成するまで1年かかりません。だいたい2ヶ月(暑い時には2-3週間)で完成します。 材料は「大豆」「米麹」「お塩」だけ このレシピで仕込んだ白みそを年末に京都の友人にプレゼントしたんです。新年明けまして「この白みそでお雑煮を作ったら、おばあちゃんのお雑煮の味を思い出して、なんぼ食べても胃もたれもせず、食べ飽きることもなかった

きくらげの新たな可能性の創出に貢献

■JIDLを代表する食材を探して JIDL設立(2021年9月)直後から、「こころ躍る、からだ喜ぶ」というJIDLの理念に沿った食材探して続けていました。その中で出会ったのが「きくらげ」。 「きくらげ」はお料理の中心になりにくい目立たない存在ですが、ビタミンDが多く含まれている食材です(含まれている量は通常の数倍!)。 ビタミンDは、 ・日本人の90%以上が不足している栄養素 ・コロナ禍で免疫力を上げる食材 です。ビタミンDのほかにも、食物繊維、カルシウム、βグルカン、鉄

栃木県のLFPに参加 〜「もち絹香」を栃木県のブランドもち麦に〜

■栃木県が開発したもち麦「もち絹香」との出会い 栃木県農政課では、使われていない水田が県内に多く存在することを課題に感じていました。そこで栃木県が開発したもち麦「もち絹香」を使った製品を開発し、消費が増え、販路が拡大することで水田の活用につながる。そして課題解決への一歩になるのではないか。そんなプロジェクト(LFP)を考えていると栃木県農政課から伺い、地域創生が活動テーマの一つであるJIDLも、このプロジェクトへの参加を決めました。 【LFPとは↓】 ■もち絹香の魅力

醤油仕込みは薪の火入れから。江戸初期から変わらぬ三ツ星醤油の醤油づくり

和歌山県御坊市にある唯一無二の醤油蔵「堀河屋野村」さん 以前、noteでご紹介させていただいた富士酢の醸造元「飯尾醸造」飯尾さんのご紹介でご紹介いただいたのが18代目の野村圭佑さんでした。 普段は非公開の醤油蔵で、創業から引き継がれた智恵と大変な時間と働く皆様の想いがたっぷりと詰まった温かいお醤油作りを特別に詳細に教えていただきました。 [1]薪の火入れから始まるお醤油づくり まずはじめにお連れいただいたのが、薪のある釜の前。 いきなりとても驚く解説が始まりました。

20年経って"ご縁"つながる

オフィスとして借りている"QUESTION"の方から、驚きの嬉しいお話を教えていただいた。 QUESTIONビルに、ある有名女優さんがイベントでいらっしゃった際に 「ここってみそポタが買えるんですよね?」と質問されたというのだ。 私は当日不在でしたので、事務局スタッフさんが「QUESTIONビル内にはみそポタ店舗がなく、今は、オンラインでの販売がメインです」ということを説明し、その日は終わったそうなのですが(残念) その女優さんは、京セラ美術館のミュージアムショップで"

農家さんにも、地球にも、いただく私達にも優しい【 富士酢 】が出来るまでのお話(飯尾社長/飯尾醸造/京都府宮津市)

少しご無沙汰しておりました。 糀美人を訪ね歩くYouTubeを立ち上げる動画を配信しはじめてから、益々「発酵」の虜になり、日々研究を重ねています。 その活動の中で、お肉の手当てのプロフェッショナル新保さんが 「発酵やったらお酢もそうやんな。富士酢の飯尾さんは素晴らしい人やで😊 会って話したら分かるわ。」 と言われるので「ご紹介ください❣️」とド厚かましくお願いし、先日飯尾醸造さんにご一緒いただきました。 お酢はお酒から作るのですが、もはやお酒からお酢を作る会社はとても

商品名がユニーク?

あるラジオ番組で、当店のみそポタをご紹介いただけることになりました。 商品についてヒアリングしたい というご連絡をいただき、電話でお話していると、やはり言われました。 商品名ユニークですねw メディアの方に取材をいただくと、ほぼ100%、ネーミングについて質問やコメントをいただきます。 ・ユニークですね ・こだわってますね ・女将さんが全部考えているのですか? ・何かルールがあるのですか? ・ロマンチックな商品名(多分コレは「きみ待つ花火」のせい...?)ですね

「みそオタ」と呼ばれて

昔から気になるとドンドン探究心が芽生える傾向があり、電機メーカーに勤務していた頃、担当していた「スイッチ」の入切り音を愛おしく聞き分けられるほどに向き合った過去がありました。 そんな私は、 MISO POTA KYOTOという事業を始めることをきっかけに「お味噌」との関係性を毎日深化させています。 MISO POTA KYOTO誕生物語はこちら 自宅で食事をする時、 どの食事の中にも、お味噌を入れてしまいます.. そんなこんなで、今やお味噌は水のような空気のような、 「な

「みそポタ」とは

私のお店「MISO POTA KYOTO」では 「みそポタ」というスープを販売しています。 初めてみそポタに出会ったお客様は殆ど同じ質問をされます。 「みそポタって何?」 接客時には一瞬で分かっていただく必要があるので 「お味噌のポタージュです!」 とシンプルにお答えします。 そうお伝えするとだいたいのお客様は、 バッチリ理解されていなくてもなんとなく 「あぁ、お味噌が入ってるのね。和風のスープみたいなものね。」 と認識してくれはります。 接客時にはこの答え

お味噌は味わいが変わっていいと思うんです...

私はお味噌のポタージュスープ「みそポタ」というものを企画、販売しています。 商品企画の現場で最近思っていることがあります。 お味噌のことなのですけれど... お味噌の味わいや色って 買ったばかりの時と時間が経った時と比べて、 変化してもいいと思いませんか? お味噌は菌が活動して発酵します。 そのため、お味噌が生きていると発酵が進んで味わいや色が変わってきます。 この発酵を止めるためにメーカーさんは「酒精(=エチルアルコール)」を入れて菌の活動を抑制しようとします。

お味噌の甘み、何から出来てる?

関西、特に京都で好かれる白みそ。 あの優しくて、まあるい甘み、私も大好きです💕 あの甘みは一体何から出来ていると思いますか? 1.砂糖 ↓ ↓ ↓ 不正解 2.水飴...? ↓ ↓ ↓ 不正解 3.米糀や麦麹の麹歩合 ↓ ↓ ↓ 正解ですっ!! 「麹歩合」とは大豆10に対して配合される麹の量のことです。 例えば、米みそ。 大豆10kgと米糀を10kg(と塩)で仕込むと 麹歩合10となります。 麹歩合の数値を高くする →みその中の米や麦の量が多くなる →米や麦が糖

お味噌の種類、全部言えますか?

私たち日本人が昔から慣れ親しんできたお味噌。 西京みそ、信州みそ、甘みそ、田舎みそ、仙台みそ、赤みそ、白みそ、八丁みそ、豆みそ、加賀みそ、米糀みそetc...  「味噌」にはたくさんの名前があって、たくさん種類がありそうなイメージ... でもね。 種類として整理すると実は4種類なんです。 原材料に使用される「麹」で種類が分かれます。 1.米みそ米糀と大豆と塩で発酵させたおみそ 日本に流通する約80%の味噌が米みそと言われています。 *地名で呼ばれる「信州みそ」や「

MISO POTA KYOTO誕生のお話

年々増えてきた、カラダや心の不調を訴える方々私は2003年から13年間、WEB系の人材派遣会社を経営していました。 人材派遣に登録してくれる方々は、私の会社を信じて、大切な仕事場を探す役割を任せてくれた大切な存在。 特に私が気にかけたのは、彼らの健康のこと。でも残念なことに、年々、カラダや心の不調を訴える人が年々増えていきました。 「頭が痛いので、遅刻します」 「吐き気がするので、早退します」 「お腹が痛くて、電車を降りてしまいました」 このような方々に定期的にヒアリ